教員を辞めて思うこと

 

今日は退職した中学校の卒業式らしいです。

教員時代に何度も経験した卒業式のはずなのに、もう思い描けなくて、教員時代がだいぶ昔のことのように思えます。

退職してからは振り返る暇もなく、かなりの忙しさでゆい研のオープン準備をしてきました。

 

 

 

その中でいくつもの壁がありました。

 

 

 

ゆい研の場合は、教室の準備が整う前に講座の開講日が決まっており、生徒も4人決まっていましたので、何としても間に合わせるしかありませんでした。

内装業者との交渉、備品家具探し、社会保障制度や確定申告についても学ばなければなりませんでした。

 

 

 

備品をリースにするのか、自前で買うのかといったことも、費用対効果を計算して、自分で決断せざるを得ません。

 

見積もりをお願いするときも相場や代替品の有無などを下調べして、相手に舐められないように()、毅然とした態度を装って交渉しました。せっかく見積もりを出していただいた業者さんに頭下げて断ることも何度もありました。教員として人生を全うするなら、する必要のないことばかりです。

 

 

 

いくつかの壁を乗り越えて思うことは、

 

 

 

自営業の方、個人事業をされている方たちは、こういうことを乗り越えてきたんだなぁと尊敬の念が出てきたこと、

 

 

私の思いがつまったゆい研に来てくれる生徒をすごく大切に思えること、

 

 

 

三か月前の自分では想像もできなかったことができるようになったことです。

 

 

 

このようなことに気づけたのも、新しいことにチャレンジしたからこそ。

 

 

壁にぶつかるのも、新しいことにチャレンジしたからこそ。

 

 

チャレンジしたからこそ、「勉強ができるようになりたい。でも自分でもできるかな?」と不安に思う子に「できるよ。一緒に頑張ろう。まずはやってみよう。」と自信を持って言える。

 

 

 

私が教員を志したのは、「子どもたちの成長を支えたい」という思いからであり、この気持ちがますます増大し、抑えきれなくなってゆい研を開いている。

 

 

 

勉強に不安を持っている生徒や、勉強ができるようになって自信も持ってほしいとお考えの保護者の方は、ぜひ教室を見に来たり、私に会いに来てください。きっとできるようになります。