学年末テストの勉強の仕方(後編)

(英語・理科・社会)

 

昨日に引き続き、中学1,2年生のための学年末テストの勉強の仕方を書きたいと思います。

 

 

 

今日は、英語、理科、社会です。

 

 

 

まずは英語

 

 

 

①試験範囲の新出単語・熟語は、意味が分かり、正しいスペルで書ける。

 

すべての新出単語がテストに出るわけではありません。しかし、単語以外の文法問題や読解問題では出てきます。テスト勉強をしながら単語が分からないと、勉強が進みません。止まってしまいます。これは大きなストレスです。なので、英語の勉強は単語を覚えることからすることを強くお勧めします。

 

 

 

単語を確実に覚えなければならない理由はもう1つ。高校入試問題ではたくさんの英単語が容赦なく出されることです。実際に高校入試の英語を見たら一目瞭然ですが、英語の試験問題は多いです。それを限られた時間内に解きます。単語でひっかかっていては、あの問題量をこなせません。来るべき戦いに向けても、英単語は覚えておくべきです。

 

 

 

②単語を覚えたら文法の確認です。学校から配布される問題を解きます。そのとき、なぜそうなるのか、なぜこの語順になるのかを理解することです。ただし、それまで英語学習をおろそかにしていた生徒には難しいかもしれません。教えてくれる人を探し、教えを請う方が早いです。家庭教師、塾にお願いするほうが近道です。なぜなら、問題集の解説では「形容詞」「副詞」「動名詞」など文法用語で解説がなされるからです。これまでの知識が欠けている場合は、挫折する可能性が高いです。

 

 

 

もし近くに教えてくれる人が見つからない場合は、問題集の解説を自分で読み込むしかありません。

 

 

 

また、これはかなりハードルは高くなりますが、英語の教科書の本文を丸暗記することが英語最強勉強法です。1ページ30回から50回読むと丸暗記できるようになるでしょう。

 

 

 

理科と社会の勉強の仕方は似ています。

 

学校から配布される問題集を覚えることです。

 

覚えるために、まず答えを書く前の問題集をコンビニなどでコピーし、何度も解けるようにしておきます。まず、問題集本体には正しい答えを記入して覚えます。3回から5回読んだ後、コピーした問題集に答えを入れてを読み上げます。覚えていないものは再度覚えなおします。これができたら、今度はノートに答えを書いていきます。漢字が正しく書けたかもチェックしてください。

 

 

 

学校の問題集が完璧に解けるようになったら、市販の問題集に取り掛かっても良いでしょう。

 

 

 

ただし、社会と理科の違いがあります。理科には計算問題があることです。

計算自体は小学校の計算レベルですが、公式を覚えたり、単位の換算があり、生徒はミスを連発してしまいます。

 

 

 

計算問題を正解するには、計算は公式をしっかり覚えます。暗唱できるまで覚えます。その公式に当てはめて計算します。中学校に上がると数学では割り算は分数で答えを出したらよいのですが、理科の場合は少数で答えを出さなければなりません。もし少数の計算の仕方を忘れているなら、その練習もしておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

以上の提示した学習ができたら、かなりテストはスラスラ解けるようになります。

しかし、すぐに成績が上がる生徒と、上がりにくい生徒がいます。

それは、過去にどれだけ勉強をしてきたかです。

 

これまで怠けていた生徒はすぐ結果が出ません。人生のツケを払うようになっています。

その際に、くさることなく、自己嫌悪に陥ることなく、頑張りを続けることです。 

あなたならできると信じています。

 

 

 

 

 

皆さんの成績が上がり、自分に自信が持てるようになることを願っています。 

 

読んでくれてありがとうございます。