なぜ勉強するのか?の考察①

1学期の締めにあたり、期末テストや各種テストがあります。そんな時に「なぜ勉強しないといけないのか」「役に立つのか」と思うかもしれません。その疑問について私はこう考えています。

 

①世の中に出ると正解はない。他の人をそのまま真似るわけにもいかない。なぜならケースバイケースで状況は皆違うのだから。だからこそ、いくつかの選択肢を比較したり取捨選択したりして、実行していかなければなりません。最初からうまくはいかないので改善します。これからの時代は、するべきことはもちろん、自分なりに考えて行動することが求められています。他の人と協力しながらも自分なりの考えをもって行動することが、仕事の楽しさ、充実感につながります。何も考えずに言われたことをただやる仕事は、楽かもしれないけど、楽しさはないでしょう。だからこそ、考える力をつけ、身の回りの状況を変えていくことが大事です。

 

②中学というのは人生を左右しかねない大事な時期です。なぜなら高校をどこに行くかで、将来の方向が大きく変わるからです。中学校3年の時の選択が、実は一生を左右する選択をしていると言っても過言ではありません。どこの高校に行くかによって、その後の進路先もある程度決まってきます。そして自分と似たような考えの人が集まる学校や就職先に属し、似たような人と家族になったりします(あくまで一般論として)。もちろん後に進路変更も可能ですが、それは大きなパワーが必要であり、そのパワーがあるかどうかは個人差がありますし、家庭の状況がそれを許さない場合もあります。今の頑張りは将来に大きな影響を与えます。

 

③人生というステージをクリアするには、アイテム(道具、武器)を持っている方がいい。(ゲームチックな言葉ですいません。息子に話すときにはこんな感じです。)

 

④この点はもう趣味の問題なのですが、勉強していると世界がおもしろく見える。野球を知らない人が野球の試合を見るのと、めちゃくちゃ野球好きな人が見るのとで、同じものを見ておもしろさがまったく違うってことです。好きな人はきっと「ここでこの配球と来たか―」とか、試合を見る日はウキウキしていたりするはず。勉強していると日常生活のいろんなことと関わってくるので、ずっとウキウキがあります。

 

 

私にとって英検1級の勉強は苦しいです。楽しいと思うことは1割ですかね。でも合格したら世界はどんなふうに見えるんだろうと思いますし、よこしまな考えですが、新たな仕事が増えたらいいなとも思います。