中学3年生 最後の授業に伝えたこと。

今日は中学3年生の最後の授業でした。

 

最後の授業で3年生に以下の文面のお手紙を配りました。

 

「今日で塾の授業は終わりますが、受験勉強は終わりではありません。最後の面接が終わるまで皆さんの実力は伸び続けます。気を抜かないでください!!

今日と受験最終日を含まると4日もあります。プレッシャーに負けて張り詰めた緊張感から逃げ出してしまいたくなりますが、ここはもう自分との戦いです。大学入試や就職試験等で合格圏内の人が、最後に気が抜けて試験に落ちたという例をいくつも私は見てきました。最後の追い上げがすさまじい人は、油断している人を追い抜いていきます。 皆さんは最後の追い上げがすさまじい人」になってください。「最後に見たものがテストに出て、それで受かった!」と話す先輩方はけっこういます。最後まで頑張る人に天は味方するものです。

 

 今年の受験生は当塾の歴史の中で(といっても、受験生を送り出すのは4回目ですが)一番泥臭く、一番たくさん勉強した学年です。定期テスト前の土日はほぼ一日中勉強し、定期テストの朝に6時から登校まで塾で勉強したのも今年度が初めてです。また、受験前の日曜日に授業をしたのも今年が初めてですし、2月に入って平日毎日遅くまで残って勉強したのも今年が初めてです。1月からは週6で塾に来て、2月に入ってからは週7で塾に来たみなさんでした。でも、あと4日、最後まで泥臭く勉強してください。全力を注いだ人だけ得られるものがあります。それは何か、面接が終わったらわかります。

 

また高校にめでたく入学しても大学入試への挑戦権を獲得しただけ。実は高校入試は予選です。次の壁は大学受験あるいは就職です。高校入って安心ではなく、高校に入ってからが本当の勝負が始まります。

 

 

 合格発表の日には塾へも早めに報告してください。私も緊張して待っています。報告するときは受かった・落ちたではなく、「~高校~科へ進学します。」と言ってください。15日の合格発表で不合格でも、2次募集ではどこかに合格していきます。ぜひ合否で一喜一憂せず、次の大学受験に向けて心新たに頑張ってほしいと思います。

 

 あと、4日最後の最後まで頑張れ。」

 

年明けから沖縄県内はコロナの再燃があり、気を遣いながらの受験勉強でした。でも誰一人感染することもなく、授業を中断することもなく、授業が継続できました。これは本当に奇跡で、この中学3年生にはツキがあります。

 

今日で授業が終わったとはいえ、3年生は明日も自習に来る気満々なようで、テキスト類を置いて帰っています。最後まで面倒みてあげよう!!