合格体験発表会

昨日は、塾の卒業生を読んでの「合格体験発表会」でした。

 

卒業生8人が

①その高校を志望した理由

②部活をしている時の勉強方法や勉強量

③部活を引退して後の勉強量

④中学生に伝えたいこと

⑤今後の目標などを話してくれました。

 

新中2年クラスからは、「得意な教科と苦手な教科をどのくらいの割合で勉強しましたか?」との質問がありました。

上位校進学者の多くは英語を得意としており、入試直前には英語はあまりやらなくてよくて、苦手な教科(理科や社会)などに時間を使えたと言っていました。

英語が苦手な生徒がいましたが、彼は数学が得意で、入試前は数学をそんなに勉強しなくても本番で高得点が取れたと言っていました。

得意教科があると苦手教科に時間を投資できたり、ある程度の点数がけいさんできるので、やはり得意教科があるというのは強みだと思いました。

 

ただ、英語が得意と言う先輩も「寝る前に30分くらいスマホのアプリで単語の勉強をしていた」と言っていて、最初から得意ではなく努力していることが伝わりました。

 

ある卒業生は「受験は思ったよりも辛いものだった。しんどかった」と話してくださる先輩もいました。

この言葉を聞いて「よく頑張って乗り越えたねー」と私も涙が出るほどでした。

 

また、中学生にとっては切実な「やる気が出ない時はどうしましたか?」という質問では、「いろいろ試行錯誤した結果、お風呂の後に集中できることに気づいた」とか、「勉強のあとにごほうびを用意した」、「『合格は無理』と言われたら見返すつもりで勉強した」などの回答がありました。

 

新中3年はうちあたい(沖縄の方言で「自分に当てはまり反省する感じかな」)することが多く響くものがあったようです。感想の中に「心にグサグサきた」「自分は全然だめだと思った、先輩方がやっていたことを自分は全くできていない」との声もありました。年齢が1つしか変わらないのに将来のこと、自分に合う勉強を探して見つけていること、苦手な教科から逃げずに取り組んでいること、部活もしながらそれを言い訳にせず勉強していたこと、多くのことが中学生の印象に残ったようです。

このような会が開けたのは、中学生の前でお話することを快諾してくださった先輩方のおかげです。ありがたかったです。